長期投資 long-term investment 2004 2 12
共同通信の記事によると、以下の通り。
来日中のパレスチナ自治政府のシャース外相は、
自衛隊のイラク派遣を受け、日本政府が、
「イラクで危険に立ち向かう覚悟があるならば、
パレスチナ問題にも、より積極的な関与を求めたい」と述べた。
パレスチナには、石油はないが、長期的な視野で考えて、
パレスチナ問題にも、より積極的な関与をすべきでしょう。
日本企業が、世界中で商売をしていることを考えると、
この問題の解決は、日本企業にとってプラスです。
影絵 shadow picture 2004 1
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イラク戦争を、アメリカ対イラクの戦争だと考えている人が多いですが、
そのような単純なものではありません。
これは、影絵のようなものです。
巨大なスクリーンに投影されている映画のようなものです。
この映画のフィルムは、どこにあるか。
これは、パレスチナ問題にあります。
パレスチナ問題というフィルムが、光を当てられて、
イラクという大地のスクリーンに投影されているのです。
ですから、イラクの混乱を軽減したいならば、
パレスチナ問題を解決する必要があります。
この地、パレスチナが、混乱すれば、
この地は、パンドラの箱となり、
この地が、安定すれば、そして、この地に、平和と繁栄が訪れれば、
中東地域も、平和と繁栄に近づくのです。